*music

sutero choice sound selection

<< Jim O'Rourke / Insignificance | main | Louis Armstrong / What A Wonderful World >>

Uma no Hone / S.T.

348.jpg キリンジの弟君である堀込泰行によるソロプロジェクト、馬の骨の先日ここでも紹介した1stシングル2ndシングルを含む1stアルバム。先月21日リリース。
 発売直後に購入してから、徐々に聴く回数が増えていっている作品。プロジェクト名の馬の骨というのがどうか!?って思ってたのが、このアルバムを聴くことで、シンプルで骨太なロックとカントリー&フォークなテイストが耳に響いて来ることによって納得出来るようになってまいりました。
 最初の曲であるRobert Lester Folsomのカヴァーの「My Stove's on Fire」やプレスリーの名曲「I Want You, I Need You, I Love You」なんかの英語詞もほんわか聴けるし、アルバムを通して堀込泰行ワールドな白い世界が広がっております。もしも、同じ曲をキリンジとしてやったとしたら、お兄ちゃんの得意とする、もっとブラックミュージックなテイストの演出が出て来ると思うし。
 今回、ここに書くにあたって、多分自分では初めてとなる、iPod nanoからヘッドフォンで聴きながら1曲ごとにメモを取るということを実験的にやってみました。で、箇条書きの様に簡単にそれぞれひと言ふた言ずつメモしていったんだけれど、そこに書いた表現は大抵、ロックンロール、カントリー、フォーク、プログレなんて感じでありました。
 プログレというのが既に聴いてる方からすると、?な感じもすると思うけれど、メロディの展開やオルガンの効果的なサウンドとかが、微妙にプログレ調な部分が聴き取れて、楽曲の面白さが膨らんでるなーと感じたのでありました。
 そんなメモ取って聴いたり、普段よく聴いてたりでの、アルバム全体として最も馬の骨的な曲だなぁーって思ったのは2ndシングルである「センチメンタル・ジャーニー」。この軽快で爽快なカントリーロックンロールな雰囲気が凄く象徴的に聴こえてしまいました。
 聴けば聴く程、楽しくなっていくし、これを良く聴くことによって、またキリンジとしての新作も早く聴きたくなってしまいました。

馬の骨
このサイトはさくらのレンタルサーバを利用しています。

Comments

Comment Form

Trackbacks