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Uma no Hone / Moegara

327.jpg キリンジのヴォーカリストであり、弟担当な堀込泰行によるソロ・プロジェクトである、馬の骨の1stシングル。昨日が発売日。
 1つ前のエントリの冨田ラボのシングルと同時に買いました。これも音楽チャンネルにてPVを観てたんで、初めて聴いたんではないし、思いっきり声はキリンジ作品と変わらないので、全く違和感なし。
 で、そのPVを観た時に驚いたのはプロジェクトの名前の方。馬の骨が歌う、「燃え殻」ですよ(笑)。キリンジの堀込泰行がやってるって知ってるし、キリンジ大好きだから、どんな名前でも喜んで聴くのが当たり前になってはいるけれど、冷静に考えると、音もジャケも何の情報もなく、「馬の骨/燃え殻」って文字だけを見て、こういうCDがリリースされるんです!って言われても、聴きたいって思うだろうか!?って考えた。答えは絶対聴かないというより、スルー!というのが正直なところだと思います。インパクトはあるけれど。
 さて、肝心の音を。最初に書いたように、声は正真正銘のキリンジであるので、その延長上でヴァリエーションが増えた程度とも捉えられるけれど、いやいや、全くこれは弟君ワールドだ。お兄ちゃんが混じってたら確実に音数がもう数個多くなってちょいと洒落た演出がプラスされてると思う。それだけシンプルなのだ。でもベースラインはしっとりとしていながら、起伏が結構あってナイス。
 あとは、レーベルがトライアドってのもちょいビックリ。レーベルカラー云々の問題というのではなくて、キリンジと同じ東芝から当然キリンジの流れで出てるものだと思ってたもので。まあ、レコード会社だったりレーベルだったりは、音だけではないその時の事情とかもあるので、何とも言えないけれど、キリンジとは違うレーベルってことで、ホンマにソロのプロジェクトなんだなって感じはします。
 カップリングの「Red light Blue light Yellow light」の方もイイけれど、途中に入ってるシンセストリングスの音の具合がどうにも80年代な自分の中で古クサい音!って染みついてるモノに近くて笑ってしまったりはしたけれど、クセになってしまうのはこっちの曲かもね。

燃え殻 - ファイル
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