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O.S.T. / Orfeu

303.jpg 99年のブラジル映画、「オルフェ」のサウンドトラック。制作はカエターノ=ヴェローソ。
 5月にカエターノの来日があるし、ライヴのチケットも入手したので、最近はまたカエターノのヘヴィーローテ期間でもあるのだけれど、特に大好きなこの作品と「リーヴロ」はジャケとケースを残し、肝心の盤を紛失してしまって早4年以上過ぎてしまっていた。
 で、先週寝ようと思った午前三時、テレビを付けるとその「オルフェ」が始まったではないですか!眠くてしょうがなかったけれど、思いっきり全部観てしまいました。このサントラはもちろん大好きでリリース直後は激聴盤だったんだけれど、映画を観るのはこれが初めて。
 「黒いオルフェ」として曲も映画も舞台も有名であり定番的な作品を現在(1999年当時)のブラジルに当てはめて作ったらこんな感じ、という映画なのだけれど、ストーリー的に恋愛モノだが、結末があまりにも悲しいのは、観てて最後の辺りで正直しんどくもなってしまった。
 しかし、その全編に渡るカエターノサウンドは素晴らしいし、紛失して聴けてなかった4年の期間をあっという間に埋めてくれて、蘇らせてくれた。特に大好きな曲でもある「Sou Voce」の映画での使われ方も鳥肌モノで嬉し泣きしそうになった。
 映画も悲し過ぎるが、イイとは思うけれど、このサントラは音だけで、素晴らしい作品で大好きであります。映画にもカエターノが1シーンだけ、ギターを抱えて静かに座ってるだけという設定で出演もしてます。
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