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Kirinji / Paper Driver's Music

301.jpg キリンジ、メジャー1stとなる98年の作品。インディー時代のミニアルバムのほとんどの曲を網羅してプラス新曲って感じで、デビューに当たっての、彼らの集大成な雰囲気を持った作品、と、当時は思ってたような気がする。
 これまで、彼らの作品はここでも「Fine」と「For Beautiful Human Life」を紹介しているけれど、やはりこの1stが一番好き。まず、聴いている回数が圧倒的に違う。軽く500回以上は聴いているのではないでしょうか!?
 それだけ好きな作品にもかかわらず、4年近く手元に置いていなかったというのも不思議な話ではあるけれど(笑)。ずっと実家の車のCDチェンジャーに入りっぱなしになってて、実家に帰った時に、運転する場合、確実に聴いていた。で、取り出すタイミングをいつも逃してしまい、数カ月前にもうたまらなくなって2枚目を購入したのでありました。
 このアルバムの流れの中で圧倒的に好きなのが、「風を撃て」〜「野良の虹」という前半と、「汗染みは淡いブルース」〜「冬のオルカ」の後半、2つの連続する2曲の展開がもう泣きそうな位に好き。
 冷静に考えると、どちらも97年な音なのだけれど、今聴いても、この流れはやはり鬼の心地よさがあり、何度も何度もアルバム丸ごとリピートして聴いてしまうって感じになる。
 歌詞についても、なかなか面白く、文学的でもあったりするのはよく分かっているのだけれど、実際聴いてる時にはそんなことは全く関係なくて、この音がたまらなくエエ!ってだけだったりする。だからこそ、耳が素直に反応してくれるという、純粋に好きな音ってことで、ずっと大好きなんだと思う。
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