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Sam Prekop / Who's Your New Professor

296.jpg シー・アンド・ケイクのリーダーであり、画家や写真家としても活動しているサム=プレコップの6年ぶりとなる2ndソロアルバム。今月頭のリリース。
 いやー、1stから6年は長かった。ホント、待ってましたよ、この時がやって来るのを。まあ正直、思いっきり待ってた訳でもないけれど(笑)、この2ndが出てると知った時には鬼のように嬉しかったです、ハイ。この6年の間にシー・アンド・ケイクの作品は2枚出てるし、そういう意味ではいいタイミングでもあるのだけれど、なぜかシー・アンド・ケイク作品はあまり好きではないのであった。もちろん、持ってはいるのだけれど、あんまり聴いてもいなくて・・・。
 何しろ1stが大好きで当時は激聴盤だったし、ソロの方がよりアコースティック寄りというか、大人しめでフワフワ感も堪能出来るので、断然ソロ派なのでした。今作も1stと全く同じメンバーで制作されていて、1stの延長的な部分もあるけれど、大きな違いは1stはここでも紹介したジム=オルークのプロデュースだったのが、この2ndはミキシングのマジシャン的なジョン=マッケンタイアのミックスだという部分。聴いてて、凄く気持ちいいんです、彼のミックスした音というのは。この作品、是非ヘッドフォンで聴いてみて頂きたい。抜群のステレオサウンドでございます。
 あと、シー・アンド・ケイクよりもソロが好きってのはリズム隊が違うってのが個人的にはすごくデカイんだと思う。ソロというか、1つのバンドサウンドとして、とっても完成されてます。
 この2nd、ここのところ激ヘヴィーローテな訳だけれども、合間にシー・アンド・ケイクの6thを聴いたりもしてみたら、意外と心地よく聴けたのでビックリした。しかし、ソロがやっぱり好きです。全曲好きだけれど、特にと言うと、唯一のインストである2曲目の「Magic Step」、そして、じわっと嬉し泣きな感じの4曲目「Two Dedications」かな。
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