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Makoto Kawamoto / S.T.

 川本真琴、97年の1stアルバム。
 デビュー曲の「愛の才能」が岡村靖幸によるアレンジだったってことでも話題だったんで、結構売れたし、このアルバムもミリオン越えてたはず。
 彼女の場合、ほとんどの人やレビューで言われるのが歌詞。確かに面白いし、色々恋愛的なところで共感されるのも分かる気もする。しかし、個人的な彼女の魅力はその声と曲の方だと思う。とっても優れたコンポーザーである。
 あ、でもやっぱり詞と楽曲を両方作り、自分でギターをかき鳴らして歌うという、シンガーソングライターだからこそ、こういう作品に仕上がっている、というのが大きいと思うので、やっぱり凄いアーティストですな。
 2001年以降は作品らしい作品は出てないけれど、今でもライヴ活動はしておられます。
 何だかんだで、このアルバムをその当時結構聴いてたのではあるけれど、結構ずるいのかも。この1stとビデオを持ってますが、どちらもサンプル。ライヴも観たことあるけれど、こちらも招待席。仕事絡みで済ませてるのはイイような悪いような。結構ホントにイイって思ってたからこそ、こんな気持ちにもなりますー。
 で、今回聴いたのは5年ぶりくらいなのかも。何だかんだで、リリースされてから7年も経ってたとは。
 ビデオも持ってると書いたけれど、元々はそこまで注目してもなくて、当時深夜のテレビで繰り返し流れる「DNA」のプロモを観て、ベースラインの起伏の激しさと声、そして川本真琴のスタイルのガリガリ感がとっても気に入ったのであった(笑)。
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