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Vince Andrews / Love,Oh Love

 サックスプレーヤーであり、ヴォーカリストでもあるヴィンス=アンドリュースの83年の1stリーダー作品。
 アルバムタイトルでもある、「Love,Oh Love」がクラブチューンとして人気を得て、昨年CD化されるまでは10万とかいう値段がついていたってことで有名ではないでしょうか。
 さて、そういう経緯のある作品ではあるけれど、まあ、いい感じのジャズなアルバムです。音的には完全に80年代テイスト全開だったりもするけれど、サックスが色々出て来ます。アルト、ソプラノ、テナー、そしてフルートとマルチなヴィンスさんのプレーヤーぶりが素敵です。
 もちろん、「Love,Oh Love」はカッコイイけれども、大好きなのは「Being With You」ですな。ゆったりと泣きそうになる曲。歌とさりげないオルガン、ブロウするアルトがイイ感じに鳴っている。
 実際のところ、話題になってる頃は聴いたことなくて、ジャケだけかろうじて知ってたというアルバム。で、CD化されたのも知らずに過ごしてました。たまーにCDショップで自分の知らない、もしくは聴いたことのない作品で試聴機にもない系をじっくりチェックすることがあって、その時に「あ、出てたんだ」って感じで購入したのが、少し前。
 今書いたようなチェックは特にジャズヴォーカルコーナーでは入念に行ってたりします。まあ、完璧に知らないということは少ないけれど、これ聴いてみるかー!ってなる基準は好きな曲を歌ってるか?とか、コンボの編成はどうか?ってところかな。この選び方、ほとんど外しません。どうでしょう、こういうの。
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