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Terumasa Hino / La Chanson D'orphee

 トランぺッター、日野皓正の68年の作品。
 ビートルズの「Day Tripper」のラテンなカヴァーから始まるこの作品は、彼のアルバムの中でもとっても珍しい、イージーリスニングな作品である。
 他にもビートルズカヴァーがもう1曲に、ラテンなスタンダード満載だし、「イパネマの娘」や「マシュ・ケ・ナダ」、アルバムタイトルである「黒いオルフェ」といったボッサナンバー、「サマータイム」などのジャズのスタンダードまでバラエティに富んだ楽曲をゆったりBGM的に聴かせてくれる1枚だ。
 日野皓正といえば、頬を思いっきり膨らませて、ハードにプレイする印象が強いだけに、ちょっと意外で楽しい発見的でもある。68年という時代にやってる素早さも面白い。
 彼の作品で好きなのは70年代前半の和のテイストとジャズの融合に、実験的で、そして意欲的に取り組んでいた、インプロヴィゼーションのような時代のものが、弾けていて好きだ。
 このアルバムは、ホント楽しい。肩の力を抜いて、ゆっくり気楽に過ごしながら聴ける。とはいえ、やはりトランペッターの凄みというか、上手さは光っている。
 1曲を選ぶならば、ハンコックの作品である「Watermelon Man」のカヴァーかな。一番テンポもゆったりしてて、ラテンらしい雰囲気で一杯だし。トランペットソロがまた、気持ちいい。
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