Pepper Adams / Encounter!
サックスプレーヤー、ペッパー=アダムスの69年のクインテット作品。
サックスと言っても、アダムスさんはバリトンサックスプレーヤー。個人的にサックスのブロウ音で1番ツボなのがバリトンサックスのブロウ音。ライヴなんかで体感すると、それはもう、カラダの芯からグッと震えさせられる心地よさというか何と言うか。
さて、この作品、メンバーは豪華で、アダムスをはじめ、トミー=フラナガン(p)、ロン=カーター(b)、エルヴィン=ジョーンズ(d)とこの4人はデトロイト出身のカルテット。そこにカリフォルニア出身のズート=シムズ(ts)の加わったクインテットとなっている。69年という年代にしてはガチガチのモダンジャズできっちり聴ける作品。
まあ、バリトンとテナーがメロディを引っ張ってるので、割と低音気味な音だらけではあるけれど、2人ともブロウしまくっているし、とっても楽しい音。途中キラリとフラナガンのピアノが高音を運んで来てくれる感じもまた嬉し。
テナーのズートとは彼のリーダー作でもよく共演してるし、アダムスの最後の作品はカリフォルニア録音ということもあり、西海岸サウンドも随所で垣間見ることも出来る。
他にも多数の共演があったりするアダムスだけれど、バリトンサックスだけに地味かも。しかし、バリトンサックスはソロもイイし、ジャズにおいて、低音のリズム隊を支える役目と共に楽曲の深みを増してくれる大切な楽器だ。そういう、ちょっと視点を変えて聴いてみることも楽しいのがジャズだし。イイ1枚。
サックスと言っても、アダムスさんはバリトンサックスプレーヤー。個人的にサックスのブロウ音で1番ツボなのがバリトンサックスのブロウ音。ライヴなんかで体感すると、それはもう、カラダの芯からグッと震えさせられる心地よさというか何と言うか。
さて、この作品、メンバーは豪華で、アダムスをはじめ、トミー=フラナガン(p)、ロン=カーター(b)、エルヴィン=ジョーンズ(d)とこの4人はデトロイト出身のカルテット。そこにカリフォルニア出身のズート=シムズ(ts)の加わったクインテットとなっている。69年という年代にしてはガチガチのモダンジャズできっちり聴ける作品。
まあ、バリトンとテナーがメロディを引っ張ってるので、割と低音気味な音だらけではあるけれど、2人ともブロウしまくっているし、とっても楽しい音。途中キラリとフラナガンのピアノが高音を運んで来てくれる感じもまた嬉し。
テナーのズートとは彼のリーダー作でもよく共演してるし、アダムスの最後の作品はカリフォルニア録音ということもあり、西海岸サウンドも随所で垣間見ることも出来る。
他にも多数の共演があったりするアダムスだけれど、バリトンサックスだけに地味かも。しかし、バリトンサックスはソロもイイし、ジャズにおいて、低音のリズム隊を支える役目と共に楽曲の深みを増してくれる大切な楽器だ。そういう、ちょっと視点を変えて聴いてみることも楽しいのがジャズだし。イイ1枚。
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