*music

sutero choice sound selection

<< Nona Reeves / Animation | main | Solomon Ilori / African High Life >>

Don Drummond / 100 Years After

 ジャマイカのトロンボーン奏者、ドン=ドラモンドの死後にリリースされた、アンソロジー的アルバム。彼の死が69年だから70年代初め頃にリリースされていると思う。詳しいことはよく知らないのであるが。
 No.20でも紹介したジャッキー=ミットゥと共にスカの元祖であるスカタライツのメンバーである。実はスカタライツ関連で初めて買ったレコードがこの作品。新品なのにジャケットはヨレヨレ、盤の中心の穴もずれてるし、盤面も砂でザラザラという、いかにもこれがジャマイカ盤!という最初の洗礼を受けた作品だ。
 しかし、この版画のようなジャケに思いっきりこもってる音にはシビれた。確か高校1年生の時だ。レコ屋の店員に「お兄ちゃん、若いのに渋いとこつくね〜。」と嬉しそうな顔で言われたのを覚えている。
 音は悪いんだけれど、彼のトロンボーンはすこぶる上手い。ブロウしてるところはホント震える!サラ=ヴォーン曰く、「世界一のトロンボーン奏者」とは納得だ。
 アルバムタイトル通り、100年後に聴いても素晴らしさは変わらないだろう。
このサイトはさくらのレンタルサーバを利用しています。

Comments

Comment Form

Trackbacks