Roy Acuff / The Essential
シンガーでありフィドル奏者でもあるロイ=エイカフの36年から49年にかけての代表曲を収めたベスト的なアルバム。92年のリリース。
昨日に引き続き、同じコロムビア音源のカントリークラシック・シリーズからのご紹介。昨日のボブ=ウィルスがウエスタンスィングの巨人であったのに対して、このロイ=エイカフはホント、クラシックなカントリースタイルのシンガー。最初にも書いたようにフィドル奏者でもあり、彼のフィドルはとってもカントリーしたメロディを奏でるというか、和やかでゆったり嬉しい音をしている。
カントリー的にも古典とも言えるこの第二次大戦前後頃の音っていうのは70年代生まれの自分の耳にはフォークなサウンドとして、とても心地良く聴くことが出来てしまうんである。当然のように全てがアコースティック楽器で演奏されているのもそうだし、ギターなんかはコードのジャカジャカ弾きのようなシンプルでリズム楽器的な役割をとっていたり、ラグタイムなリズム弾きだったりして、アメリカンクラシックと言っていい感じの、カントリー!って括りだけには留まらない、いろんな要素が聴いて取れるのもとっても楽しかったりする。
あとはやっぱりスティールギターとバンジョーの音がキレイでイイ。楽器的にはこんな感じで、最大のポイントはエイカフの歌声ということになるかな。わりと低めなテナーヴォイスというか、渋くて味もありつつとてもしっかりした声が一番耳にハッキリ飛び込んで来る。歌い方的には高音な声のバックコーラスが入って来て、キレイにハモってる「Fireball Mail」がお気に入り。
この頃の楽曲で、しかもカントリーな音でありつつ、大抵の方が知ってるモノでこのアルバムに収録されてるのは「テネシー・ワルツ」かな。普通はワルツって言うだけにとってもゆったりとしたバラード調が有名というか、TVとかでも使われてるのはそういうタイプの曲だと思うのだけれど、ここでエイカフさんが歌ってるヴァージョンは、とってもゆったりしているのだけれど、ハキハキと楽しそうに歌ってるのが印象的。
昨日に引き続き、同じコロムビア音源のカントリークラシック・シリーズからのご紹介。昨日のボブ=ウィルスがウエスタンスィングの巨人であったのに対して、このロイ=エイカフはホント、クラシックなカントリースタイルのシンガー。最初にも書いたようにフィドル奏者でもあり、彼のフィドルはとってもカントリーしたメロディを奏でるというか、和やかでゆったり嬉しい音をしている。
カントリー的にも古典とも言えるこの第二次大戦前後頃の音っていうのは70年代生まれの自分の耳にはフォークなサウンドとして、とても心地良く聴くことが出来てしまうんである。当然のように全てがアコースティック楽器で演奏されているのもそうだし、ギターなんかはコードのジャカジャカ弾きのようなシンプルでリズム楽器的な役割をとっていたり、ラグタイムなリズム弾きだったりして、アメリカンクラシックと言っていい感じの、カントリー!って括りだけには留まらない、いろんな要素が聴いて取れるのもとっても楽しかったりする。
あとはやっぱりスティールギターとバンジョーの音がキレイでイイ。楽器的にはこんな感じで、最大のポイントはエイカフの歌声ということになるかな。わりと低めなテナーヴォイスというか、渋くて味もありつつとてもしっかりした声が一番耳にハッキリ飛び込んで来る。歌い方的には高音な声のバックコーラスが入って来て、キレイにハモってる「Fireball Mail」がお気に入り。
この頃の楽曲で、しかもカントリーな音でありつつ、大抵の方が知ってるモノでこのアルバムに収録されてるのは「テネシー・ワルツ」かな。普通はワルツって言うだけにとってもゆったりとしたバラード調が有名というか、TVとかでも使われてるのはそういうタイプの曲だと思うのだけれど、ここでエイカフさんが歌ってるヴァージョンは、とってもゆったりしているのだけれど、ハキハキと楽しそうに歌ってるのが印象的。
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