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Isotope 217° / The Unstable Molecule

354.jpg アイソトープ217°の97年の1stアルバム。
 いわるゆシカゴ音響派と言われていた流れのユニットというかバンドですな。メンバーの3人はトータスのメンバーでもあるし。ということで、レーベルはもちろんスリルジョッキー。
 発売してすぐ買った記憶があり、その頃はシカゴ音響系好きだったのにもかかわらず、そういう中で一番聴かなかったというか、聴けなかった作品(笑)。で、これまたどうしてって感じで7年ぶり位に聴いてみると、大好きなラインではありませんか!
 結構しっかりしてたり、グルーヴィーなリズムの上にホーン系が不協和音っぽく鳴り響きつつって感じの。で、節目節目でバッチリ合う、みたいな、そんな好きなノリであります。
 ジャケの絵も誰が描いてるか忘れたけれど、スリルジョッキーお決まりな雰囲気で、分かりやすくていいような悪いような。。。
 一番好きなのは「Beneath The Undertow」かな。一番ジャズっぽくあり、ロックっぽくもある。ホーンのアンサンブルが地味めに厚い音でよろし。
 あー、久々に聴く盤であり、そこまでじっくり聴けてもいないんで、もう書くことなくなってしまった。。。だけど、90年代というか20世紀の終わりのシカゴ系の音っていうのは、ひと括りにされることが多いし、自分でもそういうもんだ!って思ってた部分もデカいのだけれど、こうして、久々にちょこっとずつ聴いていってみると、全然ひと括りな音なんかではなく、すんごい様々なテイストが溢れまくっていて、面白い。
 結局、この頃、シカゴ系と言われていたその括りというのは、アーティスト的に何々のバンドやユニットで活動してる人が別の活動としてやってる面白い音的な感じで、そういう人達を辿ると人脈的な括りが似ている、ということかな。まあ、そういう意味では凄い地域です。
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