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Sunnyday Service / A Night of Love & Laughter

339.jpg サニーデイ・サービス、97年リリースの3rdアルバム。
 かれこれ何年も聴いていなかった作品なのだけれど、今年の夏前頃にふと、CDのラックをボーッと眺めてて、ケースの形状が辞書みたいなしっかりした紙のハードケース仕様(初回盤)になっててひとつ微妙に飛び出しているのに気付いて、かなり久々に聴いてからというもの、最近またちょくちょく聴いているアルバム。
 97年当時のヘヴィーローテだった頃の記憶というのは思い出せないのだけれど、曲はどれも鬼のように覚えていてノリノリで聴けてしまうから不思議だ。特に最初の3曲、「忘れてしまおう」、「白い恋人」、「Jet」の流れは全然ノンストップにはなってないのに、さもノンストップのような連続した疾走感がエレキを鳴らしつつ叫びたくなるモードに突入!って盛り上がり具合だ。
 さっき、これまた思いっきり久々に歌詞カードを見てみたのだけれど、曲抜きで詞だけ読むと、改めてラヴソングだらけで、もちろん聴いているから頭ではよく理解してるのに、曲を聴いているとそういう詞よりもロックなギュインギュインなイメージが先行してしまってるなーとも思った。
 サニーデイ史上、最高傑作とか言われたりもするこのアルバム。確かにバンドサウンドとしての一体感というか、ロック度からいうと一番好きなことは確か。聴く度にギターを弾きたくなってしまうのに、現在手元に置いていないのが残念でしょうがなくなる。
 さっきも書いた最初の3曲の連続性だけでなく、アルバム通して全10曲が一気に耳に流れ込んで来るこの雰囲気はやはり傑作ですな。シングルカットされてた「白い恋人」と「サマー・ソルジャー」の2つの名曲だけを聴くのもいいと思うけれど、やっぱり全曲一気にガツン!と聴くのが似合うアルバムである。
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