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Miles Davis / Kind of Blue

334.jpg トランペットの巨人、マイルス=デイヴィスの名盤と言われまず聴くならコレ!とも言われている59年の作品。
 個人的にはマイルスは嫌いじゃないんだけど、なぜかそんなに聴いて来ていなかったりする。一通りのアルバムは一応聴いてはいるし分かるのだが、何かグッと来るものが無くて。。。それでも凄いアーティストだとはずっと思ってて、アルバムの所持率で言うとコルトレーンの次にたくさん持ってたりもする。
 それでも持つだけ持ってるといった感じでほとんど聴いてなかったのだけれども、ようやく自叙伝(1)(2)を読んだというのを機に聴くようになった。
 そんな流れで最初に紹介するのであればベタ過ぎるがやはり、の定番的「Kind of Blue」かなーと。まあ、本日よりこのブログのテンプレ変更をし、気分的にも青な感じでもあるので、そういう事も含めてこれです。
 改めて、まずメンバーを眺めてみれば、コルトレーンにエヴァンス、アダレイ、チェンバースと、好きなアーティストだらけなんですな、これが。もちろん知ってはいたけれど、こんだけ好きなメンツでよくもまあずっと聴かなかったなぁって方が不思議(笑)。
 というか、だね、この作品はこれによってモード奏法の誕生とする、ってな位の歴史的にも重要盤でそりゃすげぇぜ!なアルバムというのは昔からの定説ではあるが、何せ音が地味ですけーのぉー。だから、マイルス作品としては実はエレクトリック導入後とかの方が好きなんですね。
 そんな地味具合が、自叙伝を読了したせいなのか、年齢的にオッサンになっていってるせいなのか、夜中とかに聴いたりすると、とてつもなくしっくり来てしまうようになったんですわぃ。マイルスの言うところの、リズムキープさえきちんとしていれば、思いっきり自由に演奏出来る、っていうのもホント納得していまいました。
 オープニングナンバーの「So What」は大抵の人なら聴いたことある定番な曲であるし、真夜中の静寂の中でじっくり聴いてみていただきたい。好きなのはですね、「All Blues」。ピアノがクールでエエです。
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