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Clifford Brown / Study In Brown

308.jpg トランペッター、クリフォード=ブラウンの55年の作品。言うまでもく名盤であり定番なアルバム。
 とっても好きなペット吹きさんです。音が元気がいいというか歯切れが良いというか、ハッキリした印象をのこしつつもとってもメロディアスなフレーズも得意というのが好きなのかな。
 さて、このアルバムではやはり最初の曲である「チェロキー」が思いっきり好きですな。スピード感とうねりがイイ。ブラウニーなペットはもちろんなのだけれど、ジョージ=モロウのマシンガンなベースラインにヤられます。
 この作品、一応ブラウニーのリーダー作ってことになっているのだけれど、正確にはクリフォード=ブラウンとマックス=ローチの五重奏団ということで、マックス=ローチの存在も忘れてはいけません、というかとってもデカいんですな。ローチの堅実でありながらアドリブに富んだそのプレイはどんなコンボでも目立つというか、ローチだ!って分かるのだけれど、ブラウニーとのコンビネーションは久々に聴いてみたけれど、やっぱり気持ちイイし渋い。
 アルバム全体通して聴くと、心地よくもテンポのいい曲が目立つし、ラストでこれまた定番の「A列車で行こう」なんかもとってもアグレッシブな感じさえするのだけれど、ちょうど中盤あたりにある「George's Dilemma」はちょっとアフロキューバンなリズムが入ってたりして、ムーディーで渋く、これまたクセになる雰囲気を持ちつつなお気に入りのナンバーだったりもする。
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