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Thelonious Monk / Brilliant Corners

 久々にベタな名盤。ピアニスト、セロニアス=モンクの56年の作品。
 モンクの演奏は大好きで、特にソロ作品が好きなのだけれど、レコード棚を漁っていて久々に聴いてみたくなったのでご紹介。
 これはソロではなく、2管とリズム隊というクインテットなコンボ作品。8年ぶりくらいに聴いたんであるが、タイトル曲である「Brilliant Corners」のイントロを聴いた瞬間に「あー、これこれ!」って感じで思いっきり鮮明に思い出した。
 独特なモンクの奏法を聴くと何故か嬉しくなれる。で、この作品はそれプラス、ロリンズのサックスがやっぱりカッコイイなぁーって聴ける作品だ。
 ピアノソロのイメージばっかりになっていたのだけれど、こういうコンボな作品を久々に聴いてみると、リズム隊とサックスに絡んでいるピアノの音にとても心地よい間があって、これまたモンクらしいなーと改めて感心してしまった。
 前半の3曲はモンクのナンバーであるが、やっぱり、独特な奏法のピアニストであるだけに、彼自身の楽曲を演奏しているのはとってもツボである。
 「Pannonica」って曲ではおもちゃのピアノのような音の出るチェレスタって楽器を演奏してて、なおかつ、曲自体も柔らかい雰囲気で大好き。
 モンク作品も色々聴き直さないといけないなーというか、聴きたくなってしまった。
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