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Miles Davis / Doo-Bop

 マイルス=デイヴィス、92年リリースのレコーディング作品としては一応ラストの作品。
 ここでマイルス名義の作品を紹介するのは初めて。初期の作品から結構な枚数をもっているのだけれど、実のところ、そんな好きなミュージシャンではない(笑)。
 あ、ダメというのではなくて、カッコイイとは凄く思う。ジャズ的な視点で見ても、いつも一歩先に行っているし、巨人であることは言うまでもない。ただ、トランペット奏者としては他に好きなミュージシャンがいるということで。
 さて、この作品、ヒップホップというか、ブレイクビーツというか・・・、ジャズではないという声もたくさん聞くけれど、間違いなく、マイルスの音である。
 とにかく、マイルスが生きていた時の最期にやりたかったスタイルがこの音なんだ、ってよく分かる音なのだ。ミュートペットはもちろんいつもの彼の音、というか、最期の彼の音だ。
 色々マイルスについて語り出すと、詳しい方々も賛否のあるアルバムであるし、どうにでも言うことが出来てしまうので、言うのもよしましょう。
 素直に、ええなぁ、カッコイイわー、って聴ける作品。先入観とか持たずにね。
 最初に書いたように、そこまでマイルス好きではないので、たくさん持ってても、あまり聴かないのだけれど、たまーに聴くとさすがはマイルス、外しはありません。もちろんこの作品も。
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