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Pape & Cheikh / Mariama

 セネガルのフォークデュオ、Pape & Cheikhの2002年のアルバム。
 リリース当時にアフリカコーナーを物色していた時に試聴もせず、単にリアルワールドレーベルのアフリカモノだって理由で買ってみた作品。
 で、聴いてみて正解!な1枚。アコギと歌のシンプルでありながらも、奥の深い作品。やはりアフリカのビートの独特さもあるし、ハーモニーの面白さ、そして、効果的に入ってくるアコーディオン!?の音がとっても心地よい。
 情報的にあんまり持っていないので、素直に聴いた感じで。モロ、フォーキー&ハーモニーと手拍子の臨場感、そしてアフリカ独特なパーカッションが美しい「Kamalemba」や、同じくパーカッションの響きが気持ちよくて、ギターのカッティングやメロディはカントリーやブルーグラスにも通ずる部分のある「Fanick」がお気に入り。
 アフリカ系のサウンドはモロな民族系も好きではあるけれど、長く聴けて気分が高揚するより、リラックス出来る感じの、前にも紹介したS.E.ロジーだったり、この彼らのようなシンプルでアコースティックな楽器とハーモニーがイイ。
 エレクトロニカなんかの、モロな打ち込みとかテクノロジーを駆使したサウンドももちろん大好きだけれど、人力というか、俺ら奏でてますぜ!って音が心にグッとくるのはまぎれもない事実でもある。
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