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Eric Reed / Musicale

 ピアニスト、エリック=リードの96年のリーダー作。インパルス移籍第一弾。
 ウィントン=マルサリス楽団の一員として何度か来日してたりもするので、馴染みの方もいるかも。90年代以降に台頭してきたジャズ系のアーティストにはこれまであんまり注目もしていなくて、やはりジャズと言えば、40年代から60年代の黄金期の巨人達が70年代生まれとしては逆に新鮮であったし、情報的にも知る機会がたくさんあったし。
 さて、このエリック=リードだけれど、じっくりこの作品を聴いたのはホント最近のことで、それまではずっと棚の奥で眠ってたCDだった。何よりもジャケットが聴く気を起こさせてくれないでいた。
 で、腰を据えて聴いてみると、ビックリ、上手いじゃないですか!とってもヒップなピアノを聴かせてくれているし、楽曲のほとんどが彼のオリジナル作品というのもイイ。
 アルバムの流れとして、クインテットとトリオの演奏が交互に収録されているのだけれど、メリハリがあってとっても聴きやすい。
 好きなのは3曲目、最近のジャズマンとして注目もしているニコラス=ペイトンのトランペットが印象的な「Cosa Nostra」と、エリック=ドルフィーとオーネット=コールマンに捧げられた6曲目の「Pete And Repeat」。
 ジャズの黄金期の雰囲気を受け継ぎつつ、エリックオリジナルな奏法を繰り広げていて、とっても気持ちよく聴ける1枚だ。
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