Grover Washington Jr. / A Secret Place
サックス奏者、グローバー=ワシントンJr.の76年の作品。モータウン傘下のkudoレーベルより。
彼の作品の中では比較的地味な作品ではあるが、一番好きなアルバムである。何と言ってもタイトル曲である、「A Secret Place」が最高。これまた大好きなソプラノサックスで演奏されてます。
これまで、ソウルやファンクなアルバムを紹介した時に「静寂のグルーヴ」って表現を何度かしてきたけれど、この言葉でまず思いつくのは実はこの曲だ。
この二つ前の作品である「Mister Magic」も好きだしイイんであるが、静寂さがこっちがはるかに上。で、「Mister Magic」には同名のタイトル曲っていうヒットもした華やかなナンバーがあるが、こちらは一貫して地味。しかし、ソプラノサックスとエレピのキレイでゆったりとした、心地良い「間」のある作品だ。
ハンコックのナンバーである、「Dolphin Dance」も演奏されてるけれど、これがまたダンスではありません。もちろんイイ意味で。でも、ソプラノサックスは聴き方によってはイルカの声のようでもある。この曲での彼のブロウはそういった意味でもアヴァンギャルドで渋い。
こんなに個人的には大プッシュであるけれど、現在CD化されているのは、一つ前の作品である「Feel So Good」と一緒になった2in1作品として。まあ、時代的にも作品的にも並びのアルバムなので、まとめて聴いてもスタイルも似てて、お得でいいのかも。ジャケのパンタロン姿の彼も好き。
80年の大ヒット作、「Winelight」も素晴らしいが、グローバーの神髄はこの作品に現れていると思っている。
彼の作品の中では比較的地味な作品ではあるが、一番好きなアルバムである。何と言ってもタイトル曲である、「A Secret Place」が最高。これまた大好きなソプラノサックスで演奏されてます。
これまで、ソウルやファンクなアルバムを紹介した時に「静寂のグルーヴ」って表現を何度かしてきたけれど、この言葉でまず思いつくのは実はこの曲だ。
この二つ前の作品である「Mister Magic」も好きだしイイんであるが、静寂さがこっちがはるかに上。で、「Mister Magic」には同名のタイトル曲っていうヒットもした華やかなナンバーがあるが、こちらは一貫して地味。しかし、ソプラノサックスとエレピのキレイでゆったりとした、心地良い「間」のある作品だ。
ハンコックのナンバーである、「Dolphin Dance」も演奏されてるけれど、これがまたダンスではありません。もちろんイイ意味で。でも、ソプラノサックスは聴き方によってはイルカの声のようでもある。この曲での彼のブロウはそういった意味でもアヴァンギャルドで渋い。
こんなに個人的には大プッシュであるけれど、現在CD化されているのは、一つ前の作品である「Feel So Good」と一緒になった2in1作品として。まあ、時代的にも作品的にも並びのアルバムなので、まとめて聴いてもスタイルも似てて、お得でいいのかも。ジャケのパンタロン姿の彼も好き。
80年の大ヒット作、「Winelight」も素晴らしいが、グローバーの神髄はこの作品に現れていると思っている。
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