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Modern Jazz Quartet / Collaboration

 モダン・ジャズ・カルテット、64年の作品。ギタリスト、ローリンド=アルメイダとの共作。
 MJQの素晴らしさはもちろんだけれども、はやりこの作品はアルメイダのギター、これに尽きますな。というか、大好きなもので、アルメイダってギタリストが。
 持ってるのはアナログで、現在流通しているCDのジャケの中央に四角く見えるのが本来のジャケット。日本盤の初回のプレスのもので、まだフィリップスの権利をビクターが持ってた頃の盤です。
 さて、音だけれど、A面はMJQのピアニストである、ジョン=ルイスのオリジナルが中心で、ラストがバッハ。ジョンの楽曲はとってもキレイで、MJQらしい、スィング感が楽しい。
 B面はブラジルものと、ラストナンバーがアランフェス協奏曲。実はこの作品は、このラストのアランフェスで有名な盤だったりもする。
 しかし、1番好きなのはB-1である、ボッサの定番曲でもある「One Note Samba」。いろんなアーティストによって演奏されているけれど、このアルバムに収録されているモノがフェイバリットだ。アマゾンでも聴けるけれど、イントロまでしか聴けないんで、是非フルで聴いて欲しい。アルメイダのギターのスパニッシュでブラジリアンでクラシックな、それは泣けるフレーズが堪能できます。
 全編に渡って、こんな感じでさまざまなフレーズを美しい音色として弾いてくれてます。MJQのピアノとヴィブラフォンと相まって、とても高音ジャズなツボの作品。
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