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Compay Segundo / Yo Vengo Aqui

 キューバの歌手&ギタリスト、コンパイ=セグンドの96年の90歳にして最初のソロアルバム。
 ご存知、キューバブームの原点ともいえる、ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブでギターかかえて歌ってたあのお爺さんである。元々ソンの歌手であったけれど、ライ=クーダーによって見出された時点では農夫だったというのも、凄いというか、どうして!?って感じだけれども、それがキューバという国だからこそなのであろう。
 さて、音の方はというと、一言、優しい。声はもちろんだし、コンパイ自身が考案したという、7弦のギターの音にすごく哀愁があっていい。久しくキューバ系の音は聴いてなかったのだけれど、やはり、イイものはイイ!って実感できる音だ。
 優しさと共に、パワフルでもある。この時90歳ってホントかいな?である。老人力ブームの源でもあったような気もする。しかし、本当に良かったり、素晴らしいモノというのは時間や空間を超越したものであるし。年齢がいくつだからどうこうって決めつけること自体が視野が狭いよなー・・・。
 だけど、同じ年齢を重ねるならば、優しさとパワフルさを持って楽しくいきたいもんだなーと強く感じさせてくれる作品だ。
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