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Paulo Moura / Mistura E Manda

 ブラジリアンジャズ界では有名なサックス奏者、パウロ=モウラの83年のカルテット作品。
 元々はクラリネット奏者としてのキャリアスタートであるけれど、パウロといえばアルトサックス。Azymuthへの参加なども有名。で、この作品ではソプラノサックスで奏でられていて、ソプラノサックスマニアにはたまらない1枚。
 アルバムタイトルでもある「Mistura E Manda」はブラジルでは定番曲。これがイイ。このアルバムの中でも大好きな1曲。
 やはりサックスといえども、ソプラノサックスは高音もキレイなのだけれど、アルトでも出る位の低い音階を吹いた時の音が、たまらなく好きだ。管が直線だし、クラリネットに近い音色ともいえるけれど、そこは金属のクールさがお気に入り。
 しかし、クラリネットにアルトにソプラノと、パウロの器用さもお見事。詳しく調べてないので、知らないけれど、フルートも吹けばいいのにとも思う。
 全体的にはジャズというよりサンバっぽいサウンドが多い。ブラジル盤しかないので、入手は専門店でないと難しいかも。他のカルテット作品であれば日本盤もあり。ジャケ画像のリンク先で試聴できるので、是非堪能あれ!
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