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Al Haig / Al Haig Quartet

 ジャズピアニスト、アル=ヘイグの41年のアルバム。
 95年にCD化されるまでは幻の名盤と言われる程の作品であった。作品的にもカルテット編成でギターが入っているという珍しさもあるし、プレイ的にもアドリブプレイの得意な彼にしてはほとんどアドリブがないことも珍しい。
 しかし、とても聴きやすい作品。41年の録音と、いまから60年以上前の作品だけに、音が独特なちょいとこもった感じがあるのがまたフワフワさせてくれてイイ。
 いつもエレピの音が大好きでやたらイイ!を連発しているけれど、生のピアノの音も好きだ。ピアノって弦を叩いて音を出す、打楽器だし、メロディもリズムもできる、魔法の箱のようにも思える。そこに自分でも弾くギターと絡んだこの作品は聴いててホント楽しい1枚だ。
 余談だが、ジャズにおいてのギターのポジションは元々低くて、リズム楽器としてドラムやベースの補助的な役割に過ぎなかった。
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