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Curtis Mayfield / Curtis

281.jpg カーティス=メイフィールド、70年の1stソロアルバム。
 インプレッションズからの脱退、そしてこのアルバムから始まるソロ時代と、彼の音楽活動について細かく書くとそれだけですんごい量になるし、語り尽くせないということもあるので、このアルバムをピンポイントに。
 ともかく好きな作品。何といっても「Move on Up」、この曲が収録されているということであまりにも有名ですな。何を隠そう、カーティスを知ったきっかけの曲である。ポール=ウェラー率いるJAMがライブでよくやってたナンバーだ、っていうのがその最初。
 でも、今でこそカーティスといえばファルセットなソウルの代名詞的であるけれども、この1st、どマイナーレーベルからのリリースだし、セールス的にも全然だった作品だ。最初にCD化されたのは92年なんだけど、それもポルトガル盤という具合。そのポルトガル盤も持ってますが・・・。
 アルバム全体の音的には「Move on Up」に代表されるその後のカーティス的ソウルファンク、とってもウォームなバラードが交錯してます。ソロとなって、自分のやりたい音というものを色々と実験しながらも思いっきり表現している、イキイキ感で一杯の1枚です。
 全曲好きだけれど、特にというならば、初めてこのアルバム聴いた時に震えた1曲目の「(Don't Worry) If There's Hell Below We're All Gonna Go」、そしてもちろんの「Move on Up」、嬉し泣きな広がり感溢れる「Wild And Free」かな。とにかく、カーティス大好きなのでありました。
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