Jon Lucien / Mind's Eye
シンガー、ジョン=ルシアンの74年の作品。
クラブ系の流れで再評価された人。日本ではフリーソウルなブームの時にコンピにも入ってたから、知ってる人も多いのでは。
さて、彼はセント・トーマス島というカリブ海に浮かぶ島の出身なのであるが、その位置的なもののおかげなのか、ジャズであり、ソウルであり、ブラジルっぽくもあるという、ミクスチャー加減が何とも心地よい楽曲ばかり。
このアルバムで語られるのは、やはりコンピなどにも入ってて、彼の作品では一番有名な5曲目の「Listen Love」。かなりスピーディーなのにもかかわらず、静寂のグルーヴって感じでカッコイイ。パーカッションとスキャットがツボである。
しかし、この作品で個人的に大好きなのは2曲目である「A Prayer For Peace」。ボッサ的なガットギターにピアノとスキャット、バックのコーラスとジョンの歌がゴスペルのようで、とっても素敵なナンバーだ。この曲での彼の歌い方を聴いて、ゴスペルっぽいと思ったのと同時にファラオ=サンダースの歌声を思い出してしまった。その位好きなラインということ。
多分、このジョンを始め、クラブ系の流れで再評価されたアーティストっていうのは、本拠地であるアメリカよりも、日本やロンドンなどでの方がはるかに現在では有名なのだろうな。
こんな広がり方も出来るというのも面白いし、いいなぁ。そんな中で、世界にはまだまだ聴いたことも無いけれど、素晴らしい音っていうのはたくさんあると思う。
ジョンの作品で同時期の「ラシーダ」もいい感じなので、こちらも是非。
クラブ系の流れで再評価された人。日本ではフリーソウルなブームの時にコンピにも入ってたから、知ってる人も多いのでは。
さて、彼はセント・トーマス島というカリブ海に浮かぶ島の出身なのであるが、その位置的なもののおかげなのか、ジャズであり、ソウルであり、ブラジルっぽくもあるという、ミクスチャー加減が何とも心地よい楽曲ばかり。
このアルバムで語られるのは、やはりコンピなどにも入ってて、彼の作品では一番有名な5曲目の「Listen Love」。かなりスピーディーなのにもかかわらず、静寂のグルーヴって感じでカッコイイ。パーカッションとスキャットがツボである。
しかし、この作品で個人的に大好きなのは2曲目である「A Prayer For Peace」。ボッサ的なガットギターにピアノとスキャット、バックのコーラスとジョンの歌がゴスペルのようで、とっても素敵なナンバーだ。この曲での彼の歌い方を聴いて、ゴスペルっぽいと思ったのと同時にファラオ=サンダースの歌声を思い出してしまった。その位好きなラインということ。
多分、このジョンを始め、クラブ系の流れで再評価されたアーティストっていうのは、本拠地であるアメリカよりも、日本やロンドンなどでの方がはるかに現在では有名なのだろうな。
こんな広がり方も出来るというのも面白いし、いいなぁ。そんな中で、世界にはまだまだ聴いたことも無いけれど、素晴らしい音っていうのはたくさんあると思う。
ジョンの作品で同時期の「ラシーダ」もいい感じなので、こちらも是非。
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