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Asa-Chang & Junrei / Hana

 元スカパラのリーダーであった、パーカッショニスト、ASA-CHANGのユニットである巡礼での2ndアルバム。2001年のリリース。
 とにかく、このアルバムはタイトル曲である「花」だ。この曲ばかり聴いてしまうというか、この曲しか聴かない。絶叫してしまうくらいに美しいストリングスの出だしでまずヤられてしまう。「花が咲いたよ…」と朗読される声がピッチチェンジされ、言葉の音節と同時にタブラが叩かれる。この響きが素晴らしい。
 20拍のサイクルで展開するタブラと声の不思議なハーモニーは、最初はとても違和感があるのだけれど、ずっと聴いていくうちに、カラダの芯にグイグイ来る感じでハマってしまう。とても心地よくなっていくんである。
 ずっとストリングスは鳴り続けるのであるけれど、これが魔性的であり、気持ちよくもあり、そして、優しい。
 聴き終わると、脱力感とともに嬉しくなれる。そんな音をしている。中々、沢山の人が共感出来る音というものではないかも知れないけれど、この音にハマることの出来る人っていうのは、いいなーって思う。優しく泣けます。
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