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John Coltrane / Live At The Village Vanguard

 ジャズのアルバムということで初めて買ったのがこのコルトレーンのライヴ盤。
 コルトレーンについてはバラード系の聴きやすい作品とフリー系の激しいというか、人の理解を越えるような音というイメージのある人と2つにわかれるような気もするけれど、個人的にはどんな感じの音であってもコルトレーンの吹くサックスの音はコルトレーンの音!ってはっきり分かるんで、ジャンルだとか作品の感じ云々より、とにかくコルトレーンはコルトレーン。
 この作品ではソプラノサックスが多用されているけれど、ホント、ソプラノサックスのコルトレーンはすごく気持ちいい。エリック=ドルフィーがフルートでも参加しているのが、ソプラノの音に重なってこれまた管楽器の高音系好きにはたまらない。
 コルトレーンを聴く以前は実はフリーのキツイ系だということを周りから聞かされていたので、どんなにキツイのかという部分で楽しみでもあったし、聴けないかもと思ったりしてたんだが、聴くことによって一瞬で大好きになり、ジャズの世界へのめり込んで行くきかっけともなり、これ以後フリージャズ系もガンガン聴くようになっていった。
 普通、コルトレーン入門には「Ballads」と定番のように言われているけれど、絶対この作品からがいいと思う。いろんなレビューなんかにも、聴きやすくてオススメ!という文句が「Ballads」には付いてて、それはその通りなんだけれど、それ以後の本当のコルトレーンサウンドに耳を傾けずに終わってしまう可能性大だから。是非とも最初だって方がいらしたらこのヴィレッジヴァンガードをどうぞ。
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