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Michael Franks / Sleeping Gypsy

 ヴォーカリスト、マイケル=フランクスの77年の作品。言うまでもなく、彼の代表的なアルバムであり名盤である。
 とってもカッコイイし、お洒落。ところが、かなり長い間聴かず嫌いな作品でもあった。理由として、まず、フュージョンが嫌いだったこと。オッサンが聴く音楽は聴いておれん!という気持ちが昔あったもので・・・。それとこのジャケットだ。木々の生い茂る写真をオレンジにしているみたいだけれど、何か、今イチだなーとずっと思っていた。
 実際名盤とは知っていたけれど、ほとんど売れないアルバムでもあった。ジャズ担当だった頃、このアルバムの追加オーダーをほとんどした記憶がない。
 さて、そんな感じだったのだけれど、変わったのは、はやり実際にきちんと聴いてから。とろける声で何でこんなに上手いんじゃ!と思ったものである。サウンドも完璧なまでのフュージョンなのにすこぶるイイ、と。メンバーを見れば、サンボーンにブレッカーにカールトンにジョー=サンプルと、完璧ではないか!とまた驚く。もちろん、マイケル自体も凄いのだけれど。
 これだけのメンバーでこれだけの楽曲やってもらえばそれは嬉しいし、気持ちいいはずです、うん。たまーに凄く聴きたくなって、ヘヴィーローテーションな時期が年に何度か訪れるアルバム。全曲いいけど、好きなのはやっぱり1曲目の「淑女の想い」ですな。
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