Friedrich Gulda at Birdland

クラシックのピアニストとして有名なフリードリヒ・グルダの1956年録音のバードランドでの演奏を収録したライヴアルバム。モロなジャズ作品。
あんまり詳しくはないけれど、このグルダって人はクラシックピアノの巨匠と言われつつ、色んな音楽を演奏することでも知られ、特にジャズは大好きなようで、1970年代にジャズピアニストに本格的に転向しようとしたが周りに止められる、なんてこともあった模様。個人的にはジャンルとかこれで行く!とか決めることなく、好きにやりたいプレイをやればいいじゃんって思うのだが、特にクラシック界隈はそういうことを簡単には許してくれないのだろう。。。
さてと、このアルバム、グルダのピアノにプラスして4管&リズムのセクステット構成で楽曲の半分以上がグルダのオリジナル曲。そのオリジナル曲がとってもこの1950年代のジャズ!って感じがありつつ、スイングっぽくもある。アルトサックスのフィル・ウッズのソロが多いのだけれど、そこに照準を合わせているようで、楽曲としての構成が気持ち良いのがイイ。
アルバムの後半はスタンダードナンバーもあり、特に耳慣れた「Lullaby Of Birdland」なんかはとってもスインギーなアレンジで思わずカラダが動き出してしまう楽しさがある。イントロはバードランド名物司会者Pee Wee Marquetteのバンド紹介から始まるのも素敵。
1950年代には名演や名盤が目白押しであり、いかにもジャズの黄金時代である中で、このアルバムはそういう雰囲気がキレイに詰まっているし一般的に見ればクラシックのピアニストがこんだけ自由に楽しそうにやってるのは面白いなぁって感じられる作品。ホント聴いてて楽しいし、結構よく聴いている。

