Elis Regina in London
2011/02/19
*music再開の一発目はまたもや「Elis Regina in London」から。以前の様にログを消してしまった訳でもなく残ってるのではあるけれど、再スタートを考えた場合にやはりこのアルバムが浮かんで来たのであった。
この十数年、常にヘヴィーローテーションであることには変わりないが、ここ1年半ちょっとの間に一つ劇的な変化があった。iPhoneを使い始めたということ。iPhoneで何がそんなにという感じだけれども、このアルバムの1曲目、「Corrida de Jangada」のイントロ部分12秒を着信音にしているということ。iPhone買った日から今日までずっとこの曲が着信音として鳴り続けてくれている。iTunesでこの曲がかかると電話かと思ったりするのもあるが。。。
そんな感じでこのアルバムは生活の一部みたいに感じていつつ、改めて思ったことでも書こうと思う。端的に表現するなら前回書いた
オーケストラの スモールコンボと、ブラジリアンなサウンド、これらが交じり合い、素敵な化学反応を醸し出してくれるアルバムは「Elis Regina in London」以外には無い。そんなアルバム。
ということで申し分ないのだけれど、じっくり聴けば聴くほど、ブラジル的とかオーケストラとかそういうことではない、「Elis Regina in London」は「Elis Regina in London」である、ということだ。他にもこういう雰囲気の作品はあるし、Elis Reginaの他の作品にも素晴らしい作品はある。しかし、こんなに素晴らしく、グッと来て、嬉しくて、楽しくて、ワクワクする音はこの「Elis Regina in London」だけなのだ。
一発目からとってもまとまりきってない説明をしてしまったが、この先何十年と聴きたい音の最前線に留まり続けてくれる1枚である。アルバム内での好きな曲は時と共に多少変わってたりするのであるが、現在のお気に入りはラスト曲「O Barquinho」だ。
ユニバーサル インターナショナル (2002-03-21)
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